追記(2018/06/23 10:28)
.NET Core 2.0のサポート終了アナウンスが発表されています。
Twitterで「.NET Core 2.1」というフレーズをたくさん見かけたので、なんだなんだと思ったらロードマップが公開されたようです。
ロードマップは下記のブログに詳細が記載されています。今回はそれを読んでまとめてみたいと思います。
なお私の英語力にはあまり期待しないでください。
- 追記(2018/06/23 10:28)
- まとめ
- ビルド性能の改善 (Build-time Performance)
- .NET Coreのグローバルツール (.NET Core Global Tools)
- 新しい型の導入 (Span, Memory and friends)
- HttpClientのパフォーマンス (HttpClient Performance)
- マイナーバージョンのロールフォワード (Minor Version Roll-forward)
- Windows互換パック (Windows Compatibility Pack)
- 可用性 (Availability)
まとめ
- ビルド性能の改善 (Build-time Performance)
- .NET Coreのグローバルツール (.NET Core Global Tools)
- 新しい型の導入 (Span
, Memory and friends) - HttpClientのパフォーマンス (HttpClient Performance)
- マイナーバージョンのロールフォワード (Minor Version Roll-forward)
- Windows互換パック (Windows Compatibility Pack)
- 可用性 (Availability)
ビルド性能の改善 (Build-time Performance)
dotnet build
コマンドやVisual Studioでのビルドのパフォーマンスが改善されたようです。
理由としてはCLIツールやMSBuildが改善されたからだ、ということです。
ビルドにかかる時間など、パフォーマンスを気にする人って多いんでしょうか?
私自身あまり気にしたこと無いんですよね。まぁ速くなることは良いことですね。
.NET Coreのグローバルツール (.NET Core Global Tools)
Node.jsのグローバルツール (npm install -g
) のような、ツールが.NET Coreにも導入されるようです。
こういったツールはNuGetパッケージとして提供されるようです。
ツールの導入のためにdotnet tool
コマンドが新しくできるということです。
dotnet tool install -g awesome-tool awesome-tool
どういったツールが提供されるんでしょうかね?
新しい型の導入 (Span, Memory and friends)
C# 7.2で導入されるSpan<T>
やMemory<T>
が使えるようになります。
新しい型についてはこちらの記事が参考になると思います。
ただ、Memory<T>
の情報を見かけたことがないので、どういった型か把握していません。
HttpClientのパフォーマンス (HttpClient Performance)
C#のHTTPクライアントのパフォーマンスが改善されたとのこと。
また、機能が追加されたHttpClientFactory
も含まれます。先日のふくてんもくもく会でもテーマにした方がいました。
マイナーバージョンのロールフォワード (Minor Version Roll-forward)
ここでいう「ロールフォワード」は後方互換性という意味と、私は理解しました。
For example, you will be able to run .NET Core 2.0 applications on .NET Core 2.1 or .NET Core 2.1 applications on .NET Core 2.5 (if we ever ship such a version).
.NET Core 2.5の環境で、.NET Core 2.1のアプリケーションを、.NET Core 2.0として実行することができるという感じでしょうか。
Windows互換パック (Windows Compatibility Pack)
.NET Frameworkから.NET Coreに移行する際、新しいWindows互換機能パックが利用できるようになります。
これまでもWindows互換機能パックは利用できましたが、新しくなったということですね。
可用性 (Availability)
.NET Core 2.1を2018年前半の正式リリースを目指して、毎月プレビュー版を提供する予定とのこと。
翻訳間違ってるよとかありましたら指摘して頂けますと幸いです。