つばろぐ

主に C#, .NET, Azure の備忘録です。たまに日記。

GitHubのコミットとプルリクエストをAzure Boardsのアイテムにリンクする

※前回

tsubalog.hatenablog.com


コミットのリンク

統合した Azure Boards と GitHub の連携として、GitHub で行ったコミットを Azure Boards のアイテムにリンクしてみます。
ドキュメントはこちら。

learn.microsoft.com

learn.microsoft.com

作業内容となる Issue はこちら。このアイテムに付与された ID は「593」となっています。

コードの変更を行い、コミットメッセージに AB#593 を含めます。
この「593」というのは、コミットをリンクしたい Azure Boards のアイテムの ID となります。

コミットをリポジトリにプッシュすると、Azure Boards にもコミットがリンクされました。

プルリクエストのリンク

先程のコミットのプルリクエストを作成します。
このときプルリクエストの本文 (Description) に AB#539 を含めます。

すると自動的に Azure Boards のアイテムにプルリクエストがリンクされました。

プルリクエストを(マージせずに)クローズすると、Azure Boards でもクローズされたことが分かります。

プルリクエストのタイトルや本文に AB#539 が含まれていないプルリクエストは、Azure Boards に自動的にリンクされませんでした。
その場合は手動でリンクすることができます。

Azure BoardsとGitHubを統合する

久しぶりに Azure Boards と GitHub の検証をしようと思っているので、まずはこの2つを連携できるよう統合設定を行います。
手順はこのドキュメントに沿って行います。

learn.microsoft.com

Azure DevOps プロジェクトを作成し、プロジェクトの設定から GitHub アカウントへの接続を行います。

GitHub アカウントへの認証が終わると、Azure DevOps と接続をする GitHub アカウントや Organization を指定します。
今回は自分のアカウントにあるリポジトリを選択します。

GitHub にインストールされた Azure Boards アプリを、どのリポジトリにアクセスできるようにするかという設定に移ります。
今回の検証用の GitHub リポジトリが含まれているようにします。

連携が完了すると、対象の GitHub リポジトリが一覧に表示されました。


Azure Boards と GitHub を統合する作業は、一旦これで終わりです。

Serverless Meetup Fukuoka Re:bootでAzure Functionsを紹介しました

2024年2月17日に「Serverless Meetup Fukuoka Re:boot」イベントに参加・登壇してきました。
福岡でのServerless Meetupは、コロナ禍を経て4年ぶりの開催でしたね。

serverless.connpass.com

私はAzureのサーバーレスサービスの中心である、Azure Functionsについて紹介させていただきました。
スライドは公開していますので、ご覧ください。

speakerdeck.com

このあたりの内容を取り上げています。

Azure Functions単体で使うより、他のサービスと連携して使うことが多いので、周辺も含めて知っていただけたのではないかと思います。