2017年8月14日にリリースされた .NET Core 2.0ですが、.NET Core 2.1のリリースによるサポート終了のアナウンスが発表されました。
はじめは2018年9月1日にサポート終了とアナウンスされていましたが、その後 2018年10月1日 に変更されましたので注意しましょう。
※アナウンス記事は同じでタイトルだけが「September」から「October」に変わったようです。なのでURLには「September」が入っています。
いい機会なので .NET Coreのサポート計画を整理してみましょう。
各バージョンのサポート計画
現状の .NET Coreのサポート内容は以下のようになっています。
- LTS (Long Term Support/長期サポート)
- .NET Core 1.0
- .NET Core 1.1
- Current (現在のリリース/将来的な変更の可能性あり)
- .NET Core 2.0
- .NET Core 2.1
プロダクトに .NET Coreを採用するにあたり、長期的なサポートを必要とする場合は .NET Core 1.x を選ぶようにしましょう。チャレンジしたい方は .NET Core 2.x でもいいと思います。
バージョンのライフサイクル
では .NET Coreの各バージョンのサポート期間(ライフサイクルといいます)は、どのように決まるのかを見てみましょう。
- LTS
- そのLTSのバージョンの最初のリリースからの3年間
- 次のLTSのバージョンがリリースされてから1年経過するまで
- Current
- 次のCurrentまたはLTSのバージョンがリリースされてから3ヶ月経過するまで
例えば .NET Core 2.1 が「2018年5月30日」にリリースされたため、その3ヶ月後である「2018年8月31日」までは .NET Core 2.0のサポートが継続される、といった流れになります。
ただし前述のアナウンスにあるように特例的に1ヶ月延びて「2018年9月30日」までということになっています。
(1日ずれているような気もするけど、そこはいい塩梅なんだろうか・・・)