MLBが開幕して早一ヶ月。
私の贔屓するニューヨーク・ヤンキースは負けが混んでおり、現在アメリカンリーグ東地区の最下位をひた走っております。
かつてのスター選手が多く、その大半はベテランゆえ安定感に欠けます。
リーグ上位を誇るリリーフ陣(Dellin Betances, Andrew Miller, Aroldis Chapman)を擁しながら、先発陣が不甲斐ないため勝ちゲームが少なく、リリーフ陣を生かせない状況です。
そんな中、今年もオールスターゲームのファン投票が始まりました。
MLBのファン投票は日本と少し異なります。
- 野手のみファン投票を行う。
- 投手は選手間投票および監督推薦によって選ばれる。
- インターネット投票のみ。
- 33番目の選手候補は開催直前に公表され、インターネット投票およびTwitterのハッシュタグ付きのツイート数で選ばれる。
MLBのファン投票は人気による選出はあまり多くなく、大半がシーズン前半戦の成績によって選出されます。
シーズン前半戦を彩った選手による試合が行われます。
日本のプロ野球だとどうしても人気先行で、オールスターに選ばれるほどでもない成績の選手もいます。
ちなみにMLBのオールスターゲームは1試合しか行われません。
勝利したリーグが、その年のワールドシリーズのホーム開催権を得ます。
ホーム開催権を得るということは、全7試合中、4試合をホームスタジアムで行うことができます。
これはとてもとても重要な事です。
例えば、3勝3敗のタイとなり、あと1勝したほうがワールドチャンピオンになるという時に、ホームスタジアムで試合に挑むことができます。
そのためオールスターゲームはお祭りという雰囲気もありながら、あくまで勝ちにこだわる試合となります。
引き分けも無く、勝負が決まるまで延長戦を行います。
そんな今年のオールスターゲームは、現地時間の7月12日(日本時間では7月13日)にサンディエゴのペトコパークで行われます。
普段MLBに触れることの無い方も、この機会にファン投票を行ってみてはいかがでしょう。
今年の成績だけを見て「すげー!」と思う人に投票してみてください。