つばろぐ

主に C#, .NET, Azure の備忘録です。たまに日記。

MLBの2016年オールスターゲームのファン投票が始まってます

MLBが開幕して早一ヶ月。

私の贔屓するニューヨーク・ヤンキースは負けが混んでおり、現在アメリカンリーグ東地区の最下位をひた走っております。
かつてのスター選手が多く、その大半はベテランゆえ安定感に欠けます。

baseball.yahoo.co.jp

リーグ上位を誇るリリーフ陣(Dellin Betances, Andrew Miller, Aroldis Chapman)を擁しながら、先発陣が不甲斐ないため勝ちゲームが少なく、リリーフ陣を生かせない状況です。

m.yankees.mlb.com

m.yankees.mlb.com

m.yankees.mlb.com


そんな中、今年もオールスターゲームのファン投票が始まりました。

securea.mlb.com

MLBのファン投票は日本と少し異なります。

  • 野手のみファン投票を行う。
  • 投手は選手間投票および監督推薦によって選ばれる。
  • インターネット投票のみ。
  • 33番目の選手候補は開催直前に公表され、インターネット投票およびTwitterハッシュタグ付きのツイート数で選ばれる。

MLBのファン投票は人気による選出はあまり多くなく、大半がシーズン前半戦の成績によって選出されます。
シーズン前半戦を彩った選手による試合が行われます。
日本のプロ野球だとどうしても人気先行で、オールスターに選ばれるほどでもない成績の選手もいます。

ちなみにMLBオールスターゲームは1試合しか行われません。
勝利したリーグが、その年のワールドシリーズのホーム開催権を得ます。

ホーム開催権を得るということは、全7試合中、4試合をホームスタジアムで行うことができます。
これはとてもとても重要な事です。

例えば、3勝3敗のタイとなり、あと1勝したほうがワールドチャンピオンになるという時に、ホームスタジアムで試合に挑むことができます。

そのためオールスターゲームはお祭りという雰囲気もありながら、あくまで勝ちにこだわる試合となります。
引き分けも無く、勝負が決まるまで延長戦を行います。

そんな今年のオールスターゲームは、現地時間の7月12日(日本時間では7月13日)にサンディエゴペトコパークで行われます。

普段MLBに触れることの無い方も、この機会にファン投票を行ってみてはいかがでしょう。
今年の成績だけを見て「すげー!」と思う人に投票してみてください。

JAWS-UG福岡でAWSの事例としてMLBについて話してきました

1週間前のイベントになってしまいましたが、初めて「JAWS-UG福岡」に参加してきました。 EC2とS3くらいしか使ったことないAWSをお勉強しに行ってみました。

jaws-ug-kyushu.doorkeeper.jp

勉強会の内容については参加者の方がまとめたブログがありますので、そちらをご覧下さい。

inokara.hateblo.jp

diary.scarecrow.jp

そういえば藤崎さんの記事ってタイトルついてなかったんですね。w


さてさて私も初参加ながら登壇する機会を頂きました。
AWSのこと全く知らないのに何話すの?と思われた方もいるかもしれませんが、AWSの活用事例の紹介をさせて頂きました。
スライドは公開しています。


AWSの事例って大企業のシステムやIoT関連やPaaSの組み合わせといったものをよく見かけますが、スポーツの世界でもAWSが使われているよという内容です。

MLB (Major League Baseball) のメディア戦略を行っているMLB Advanced Mediaという組織があります。
MLBは試合のハイライトやプレー動画をMLB.comで公開しています。
無料で見れる動画もたくさんあります。

m.mlb.com

その動画コンテンツの一つに STATCAST というコンテンツがあります。
STATCASTとは試合中のプレーを分析し、数値化し、それらをビジュアル化して観ることができるコンテンツです。
そのコンテンツのバックエンドにAWSが利用されています。

AWS 導入事例: MLB Advanced Media

STATCASTが本格的にコンテンツ化されたのは2015年です。きっかけとなったプレーがあります。

m.mlb.com

この試合は2014年のワールドシリーズ第7戦です。つまりこの試合が一年の最後の試合で、 勝ったほうがシーズンのチャンピオン となる試合でした。
打者走者が一塁にヘッドスライディングをし、一度はセーフと判定されましたが、ビデオ判定によりアウトに覆りました。

このシーンをSTATCASTで分析すると、0.2秒の差でアウトとなってしまったことが分かりました。
つまり ヘッドスライディングをせずにそのまま一塁を駆け抜けていたらセーフだったのではないか? という議論が起こりました。
よくイチロー選手は駆け抜けたほうが早いと言います。私も駆け抜ける派です。

これまでは感覚や経験則で語っていたプレーが、STATCASTによって数値化されるようになりました。これには居酒屋のおじさんもビックリ。

STATCASTは野球というスポーツの新しい楽しみ方を提供してくれるコンテンツだと思います。
勉強会とプチ懇親会に参加された方々、お疲れ様でした。次回も宜しくお願い致します。
今後のJAWS-UG福岡で登壇する機会を頂いたら、STATCASTのバックエンドの構成でも話してみたいと思います。

Developers Summit 2016 & ComCamp 2016 Fukuokaで話してきました

先週は縁あって、二つの大きなイベントにて発表の機会を頂きました。

昨年あたりからよく耳にするようになった「DevOps」や「継続的インテグレーション」という言葉。
まぁ意味を噛み砕くと「高品質化のための効率化」と私は捉えています。(見ている方向は皆同じでも、捉え方はそれぞれかな、と)

ただ自分もですがどうも目的が「自動化」になってしまうことがあります。
自動化は手段であって、目的ではないと思います。

昨年の転職を機に、開発者として新しいフィールドに立ったことで改めてテスト(主に単体テスト)の重要性を認識しています。
今回のスライドではゆくゆくのDevOpsや継続的インテグレーションに向けて、まずは基礎を固めることを意識してみる内容を載せています。

来月のふくてん#1でも、これに近い話をしたいなぁと思っています。

fukuten.doorkeeper.jp