つばろぐ

主に C#, .NET, Azure の備忘録です。たまに日記。

スタッフ目線でのPHPカンファレンス福岡の思い出

PHPカンファレンス福岡について語ってほしい! Advent Calendar 2025 の8日目です。

adventar.org

第2回からスタッフをやっていれば色々な思い出があります。

これまでの思い出は過去記事をみて。

tsubalog.hatenablog.com

今年の思い出はこの記事を見て。

tsubalog.hatenablog.com

一番の思い出

色々と書きたいところだけど、一番の思い出はコレ。

このイベント規模と準備レベルはコミュニティの域を超えている。

もちろん毎年300人規模という人数もすごいのですが、カンファレンスを成功させるための準備がとてもしっかりしています。
過去のBacklogチケットという強力なナレッジベースがあるため、「まず去年と同じように進める」から始めることができるのが良い。

PHPカンファレンス福岡での学びは、いまの私自身のコミュニティ活動の基礎にもなっています。
このような経験をできる場は貴重だと思うので、私からスタッフにお声がけさせてもらった方もたくさんいます。

打ち上げのお酒が美味しい

カンファレンスの後片付けが一息つくと、スタッフ打ち上げをします。
「まだタスク残ってるんだよねー」と言いつつもみんなで飲むお酒は最高。
こないだのエールズも楽しかったですね。

風物詩

ここ数年、私はカンファレンス直前に行うタスクを中心に担当していました。
色んなタスクを残り数週間で片付けていくのですが、どうしても早朝と深夜しか作業時間が取れないなかで、個人的に勝手に風物詩と感じでいたことがあります。

夜中2時にコメントしたBacklogチケットに対して、すぐ @akase244 から返信があることです。

お互いに即レスするので、Backlogでチャットしているような状態が直前に発生します。もう部活です。体は資本です。

とりとめもない内容でしたが、そんな機会も来年は無いのかぁと寂しさが募りますが、自分ができる範囲でコミュニティには関わっていきたいですね。

Managed Instance on Azure App Serviceをポータルで作成するなら英語表示に切替が必要(2025年11月)

Microsoft Ignite にて、従来の Azure App Service よりも OS レベルのカスタマイズの柔軟性がある「Managed Instance on Azure App Service」が発表されました。
現在はパブリックプレビューで利用することができます。

ignite.microsoft.com

しかしいざ Managed Instance on Azure App Service を Azure ポータルで作成しようとすると、この記事を書いている時点(2025年11月27日)では日本語表示だとうまくたどり着くことができません。

なぜかというと、日本語表示の Azure ポータルでは従来のも Managed のほうも、どちらも「Web アプリ」と表現されているためです。
リソース作成時に「Managed Instance on Azure App Service」と調べてもヒットしません。

左が Managed Instance on Azure App Service 、右が従来の Azure App Service です。見分けがつきませんね。

そこで、ポータルの設定から言語を英語に切り替えてください。
そうすると「Managed Instance on Azure App Service」と検索してヒットします。

あとはドキュメントに沿ってチュートリアルなどを試すことができます。

learn.microsoft.com

サービスをお気に入りに設定しておけば、日本語表示に切り替えてもリストアップされます。
しかし前述の画像のとおり、名前だけで見分けることはまだ難しいです。多言語対応が望まれますね。

AI ShellでGPT-5を使う

たまーに使う AI Shell では私は OpenAI の有料版を持っていないため、いつもは Azure エージェント (@azure) で利用しています。

しかし今日このドキュメントを読んだら、自分が Azure にデプロイした Azure OpenAI Service が OpenAI エージェント (@openai-gpt) で使えることがわかりました。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/utility-modules/aishell/developer/deploy-azlearn.microsoft.com

エージェントの構成

次のように AI Shell を起動して、@openai-gpt エージェントの構成ファイルを編集します。

Start-AIShell

AI Shell
1.0.0-preview.7

Welcome to AI Shell! We’re excited to have
you explore our Public Preview. Documentation
is available at aka.ms/AIShell-Docs, and we’d
love to hear your thoughts - share your
feedback with us at aka.ms/AIShell-Feedback.

Please select an AI agent to use:
(You can switch to another agent later by
typing @<agent name>)

> openai-gpt
  azure

@openai-gpt> /agent config

3. デプロイを使用するようにエージェントを構成する」にあるJSONを参考に、自分が使用する Azure OpenAI Service の情報を入力します。

{
  // Declare GPT instances.
  "GPTs": [
      {
        "Name": "ps-az-gpt4",
        "Description": "<insert description here>",
        "Endpoint": "<insert endpoint here>",
        "Deployment": "<insert deployment name here>",
        "ModelName": "gpt-4",
        "Key": "<insert key here>",
        "SystemPrompt": "1. You are a helpful and friendly assistant with expertise in PowerShell scripting and command line.\n2. Assume user is using the operating system `osx` unless otherwise specified.\n3. Use the `code block` syntax in markdown to encapsulate any part in responses that is code, YAML, JSON or XML, but not table.\n4. When encapsulating command line code, use '```ps1' if it's PowerShell command; use '```sh' if it's non-PowerShell CLI command.\n5. When generating CLI commands, never ever break a command into multiple lines. Instead, always list all parameters and arguments of the command on the same line.\n6. Please keep the response concise but to the point. Do not overexplain."
      }
  ],
  // Specify the default GPT instance to use for user query.
  // For example: "ps-az-gpt4"
  "Active": "ps-az-gpt4"
}

AI Shell で /refresh コマンドを実行すると "Active" に指定した GPT インスタンスが利用可能になります。

@openai-gpt> /refresh
AI Shell
1.0.0-preview.7

Using the agent openai-gpt:
Active GPT: gpt-4o. my gpt-4o

Run  /help  for more instructions.

@openai-gpt>

@openai-gpt> 日本の首都は?

  日本の首都は東京です。

GPT-5を使う構成

GPT-5 を使用する場合、モデルは gpt-5-chat を使用します。
gpt-5 モデルでも Code completions に対応しているはずですが、、AI Shell で利用してもエラーになります。

learn.microsoft.com

help.openai.com

AI Shell
1.0.0-preview.7

Using the agent openai-gpt:
Active GPT: gpt-5-chat. my gpt-5-chat

Run  /help  for more instructions.

@openai-gpt> 日本の首都は?

  日本の首都は**東京(とうきょう)**です。

@openai-gpt>