つばろぐ

主に C#, .NET, Azure の備忘録です。たまに日記。

2017年を振り返る

2017年も終わりに近づいてきたので今年の個人活動を振り返ります。
今年は大きな舞台での登壇が多かったなーという1年でした。

Fukuoka.NET

私が一番活動に力を入れているコミュニティです。
今年は定期的な勉強会(20人程度)に加え、「.NET Conf」のローカルイベントである「Fukuoka.NET Conf」も開催しました。

fukuten.connpass.com

登壇者やスタッフを含めて40人を超えるイベントとなり、ふくてんでは一番規模の大きい会となりました。
初めての取り組みとして .NET Coreを題材としたハンズオンも行いました。
.NET Coreを普段使わない・使ったことが無い人でも参加できるようなハンズオン資料を作るのは難しかったです。

github.com

来年も .NET Confが開催されるなら福岡版をやりたいですね。

Developers Summit 2017 KYUSHU

福岡で開催されたデブサミですね。
自分のセッションは満員御礼だったようです。ありがたいありがたい。

event.shoeisha.jp

クラウドOSSを使って自社サービスをやってるよ、という話をしました。 参加者アンケートの結果も平均を超えていたので良かったんじゃないでしょうか。
詳しくは登壇後のブログで。

tsubalog.hatenablog.com

Internet Week

歴史あるカンファレンスの一枠でサーバーレスのセッションをさせて頂きました。
参加者数自体はアレでしたけど、仲山さんとパクえさんと素晴らしいセッションができたと思います。

S7 IoTもおまかせ! サーバーレスで変わるインフラとの関わり方 - IW2017

来年は?

今年は大きいイベントでの登壇機会が多かったので、2018年はFukuoka.NETに力を入れていきたいなと思います。
ということで今年もありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

Visual Studio 2017でAzure Logic Appsをデザインする方法

この記事はVisual Studio Advent Calendar 2017 - Qiitaの18日目の記事です。


弊社のLogicApps先生に試してみてと言われたので試してみました。


Azure Logic AppsとはIFTTTのようなサービスで、Azureやサードパーティ製のサービス間におけるデータや処理を連携することができるサービスです。

azure.microsoft.com

LogicAppsは通常、Azureのポータルを使ってGUIでパイプラインを作ることができます。
ただそういった作業をAzureポータルで行うのは嫌なので、ちゃんとした開発ツールで行いたいものです。(サイトが重いから)

Azureポータルの代わりにVisual Studio 2017を使ってLogicAppsを扱うことができるようだったので試してみました。
ただしLogicAppsの新規作成はできず、作成済みのLogicAppsに対する変更のみ行うことができます。

セットアップ

Azure開発のワークロードをインストールしたVS2017を起動します。
そして「Cloud Explorer」を表示し、変更したいLogicAppsを選択し「Logic App Editorで開く」をクリックします。

f:id:tech-tsubaki:20171217105237j:plain

すると「Azure Logic App Tools for Visual Studioが見つかりません。拡張機能をダウンロードしてインストールしてください」とエラーが表示されるので、ここと書かれたリンクをクリックします。

f:id:tech-tsubaki:20171217105238j:plain

[Azure Logic Apps Tools for Visual Studio 2017]のダウンロードページはこちら。
こちらからインストーラーをダウンロードして、拡張機能をインストールします。

marketplace.visualstudio.com

拡張機能のインストール後にVisual Studioを再起動し、再度「Logic App Editorで開く」をクリックするとLogicAppsが表示されます。

f:id:tech-tsubaki:20171217105242j:plain

できること

Logic Appsワークフローの編集

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ワークフローにアクションやトリガーを追加することができます。
ビューは2種類用意されています。
デザインビューはこれまで説明した画面ですね。コードビューにはLogic Appsを構成しているJSONが表示されます。

実行履歴の確認

実行したワークフローの一覧と詳細を確認することができます。 f:id:tech-tsubaki:20171217105245j:plain f:id:tech-tsubaki:20171217105246j:plain

リソースの状態操作

  • 有効化
  • 無効化
  • 削除

Developers Summit Kyushu 2017で「クラウドやOSSで“デザイン”するモダンなシステムアーキテクチャ」という登壇を行いました

縁あって、今年のデブサミ九州にて登壇する機会を頂きました。
なぜかしら立ち見がでるくらい、多くの方に聞いて頂けてとても良い経験となりました。
ブログを書くまでがデブサミということで(?)。

event.shoeisha.jp

話したこと

開発者として、会社として、アプリケーションを作る上で意識している「アーキテクチャ」についてお話させて頂きました。

私が所属する株式会社オルターブースが提供している自社サービスで取り入れている考え方を例としています。

mysaucefactory.com

スライド

時間がなく割愛したスライドもAppendixとして載せてます。

これからやりたいこと

スライドで紹介しているキューイングによるSendGridでのメール送信という仕組みは、SendGridエバンジェリスト的にもアリな構成のようです。
デブサミ前日にお邪魔したSendGrid Night in Fukuoka #2にて近い話をしたところ、「SendGridでエラーになったらどうなるの?」というエラー検知に関する質問をもらいました。
Azure Functionsでエラーを知ることはできるけど、実際使うとしてどう振る舞うことができるのかは宿題として検証してみたいところ。

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